今月も販売実績がなかった。
課長にぼろくそに言われる。
こんな状況のビジネスマンって多いと思います。
自分も物を売る仕事をしています。
当然、皆さんと同じようにがむしゃらに頑張っても売れない時がありました。
しかし、あるポイントを押さえ、考え方を変える事で成果が変わってきました。
今回はそんな考え方を紹介します。
物を売る3つのポイント
- 物を売るのではなく価値を売る
- セグメントとターゲット
- 想いを乗せる
この考え方を学ぶと物の売り方が変わり、販売実績が変わります。
その結果、お客さんにも喜んでもらえ、販売成績も伸び、上司に文句も言われなくなりました。
この記事は2~3分で読める内容となっています。
では、詳しく見ていきましょう。
物を売るのではなく価値を売る。
自分もそうでしたがついつい、物を売りがちになります。
自分は飲食業界に勤務しているので食べ物を売りがちです。
しかし、重要なのはお客さんがなぜ、この場に来たのかというニーズです。
レストランであれば食べ物を食べに来ているのは前提条件です。
そのほかにお客さんが求める価値が存在しています。
例えば「ビジネスの商談として利用したい」という方であれば「静かな落ち着いた空間」を購入していることになります。
ある男性が彼女の誕生日に特別なディナーを用意してあげたいというのは「スペシャル感」や「非日常感」を期待しています。
つまり、食べ物でない何かを求めてきている人がほとんどです。
似たような例えでいうとドリルを欲しいと思っている人はドリルではなく穴を欲しがっているのです。
この考え方が非常に重要になってきます。
その「価値」の部分に遡及する事や応える事が非常に重要です。
お客さんの価値が充足されることで自然と物は売れます。
自分はこの事に遅ればせながら気づきました。
セグメントとターゲット
物を売る際についつい、すべての人に同じように売ろうとしていました。
しかし、それはお客さんが望んでいなければ無駄になります。
まずはどのような人に売るのかを決めます。
例えば時計であれば「正確な時刻を知りたい」という方と「スーツに似合う時計が欲しい」という方ではニーズが異なります。
正確な時刻であれば「時計の機能」、スーツに似合うであれば「時計のデザイン」を購入していることになります。
このように顧客をある程度分ける事を「セグメンテーション」と呼びます。
分けられた顧客のグループを「セグメント」と言います。
セグメントからさらに絞り、売ろうと狙いを定めた人を「ターゲット」と言います。
このように分類するのは同じものでも人によって求める価値が違う為です。
一見、多数の人に売るほうが多く売れそうです。
しかし、社会は価値観が多様化しています。
多様化している社会には今までとは異なる観点が必要です。
現在は少数でもお客さんが望んでいる価値と売りたい商品の特徴をマッチングさせるほうが物は売れます。
ポイントは絞ることです。
欲張ってはいけません。
「メルカリ」などが良い例だと思います。
想いをのせる
少々、古臭いかもしれませんがお客さんの役に立ちたいという「想い」を乗せるというのが物を売る際には非常に重要であると自分は思います。
ここまで読んでいただいた方はわかるとは思いますが
お客さんの望んでいるものを満たす。
その結果、物が売れます。
お客さんの役に立ちたい、この商品は非常に良いのでぜひ、買ってほしい。
このような想いが人を動かします。
人は理性や機能などの説明よりもまずは感情に働きかけたほうが行動につながります。
詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
こちらのお客さんの役に立ちたいという想いが伝わる事は非常に重要です。
まとめ
ポイントは理解していただけたでしょうか。
- 価値を売る
- 分けて絞る
- お客さんの役に立ちたいという気持ち
この考え方に出会う前は「売る」ことしか考えていませんでした。
自分の事しか考えていないので物が売れないのは当然です。
まずはお客さんが望んでいるものを考えることが必要であると気づきました。
これはビジネスの上では鉄則ですね。
「価値」を届け、マッチングさせるようになってから物も売れるようになりました。
そして売りたい相手を絞ることで余計な労力も減り、その人に集中することが出来ます。
集中することがその人に使える時間も増えます。
物が売れなくて悩んでいる人はぜひ、この考え方を試してください。
自分はこの考え方はビジネスの鉄則なので一生モノの考え方だと思います。
この考え方で仕事をするようになって結果も変化してきました。
今回はこちらの書籍を参考にさせていただいています。
詳しく、学びたい方はこちらの書籍で深く学べます。
また、本を読む時間がないという方はこちらもおススメです。
隙間時間を有効に使えます。
最後までお読みいただきありがとうございました_(._.)_
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