生産性を高めて人生に豊かさを
こんにちはナオキです
部下がなかなか心を開いてくれないんだよな
メンバーとコミュニケーションがうまく取れない
ビジネスマンであれば誰しもが多かれ少なかれこんな悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。
今回は行うとメンバーが自分に話しかけてくれる量が圧倒的に変わるプチアクションを紹介します。
それは相槌です。
たかが、相槌と思ったそこのあなた!!
相槌をなめてはいけません。
真剣に相槌をする事で相手はあなたに対してどんどん話してくれます。
今回は何故相槌が重要なのかと私の体験談も含めて紹介します。
相槌をする事で「この人、私の話を真剣に聞いてくれる」という安心感が生まれます。
あなたは相手が威圧的だったり話を聞いてくれる姿勢ではない時に話をしたいと思うでしょうか?
相槌は相手に話をしたくなる安心感を与えると覚えておいてください。
自分も以前、人から話を聞いてもらえなくて失敗をしたことが多くあります。
そんな環境を抜け出すきっかけを与えてくれたのが相槌でした。
特に印象的に覚えているのはもう、かれこれ10年ほど前の新人マネジャーになりたての時でした。
マネジャーになった時、私は現場でそれなりに成果を上げてきたので仕事にそれなりの自信を持っていました。
マネジャーになってもこの勢いで当然、仕事もできるであろうと考えていました。
初めて3人の部下を持つことになりました。
部下には自分の成功した時と同じやり方をするように指導して「この通りにやればできる」と指導していました。
今、振り返ると恥ずかしながらこんな感じの指導であったと思います。
当然、自分の熱量と反対に着任して3か月ほど経ったころ、自分のエリアの業績が下がり始めました。
売り上げ、利益が下がり、部下の顔つきも今、思うと覇気がなくなっていたように思います。
原因もわからないまま、改善も出来ず、私は規模の小さいエリアに飛ぶことになります。
まぁ、簡単に言うと左遷です。
自分のやり方は正しいはずなのに何がうまくいかなかったのか悔しい思いしかありませんでした。
次のエリアでは失敗は出来ないと試行錯誤をしていた時にふと、前のエリアの送別会での部下の一言が思い出されました。
ナオキさんは話しすぎです。
もっと自分たちの話を聞いてくれても良かったと思います。
ナオキさんが一方的に話しすぎるので私たちが意見を言う事が出来ませんでした。
といわれたことを酔っぱらった部下に強い口調で言われたのを頭の片隅に覚えていました。
確かに今まで自分主体で行動してきて成果を上げてきました。
人の話を聞くなんてことは意識したことがありませんでした。
その時から意識して人の話を聞こうと思いました。
しかし、話をうまく聞こうなんて思ったことが無いのでどのように聞いたら良いかなんてわかりません。
上手く聞くスキルはないがとりあえず、相槌はしっかり打とうと決めました。
部下の話を聞くときもとりあえず
「へぇー」
「ほぉー」
「うんうん、それで」
「なるほど」
「うん、うん」
など少々、大げさ気味に相槌を打ちまくりました。
今、思うと相槌を打ち散らかしている感じでした。
しばらく続けていると不思議な事に私と部下に変化が起きました。
部下が以前よりも相談してくれる頻度が増えたのです。
話す頻度が増えると部下が何をしたいのかという事が私自身、理解できるようになってきました。
その結果、お互いの意思疎通が進み業務も円滑に進みだしました。
売り上げ、利益も改善されました。
数値よりも私の中で一番、印象に残っているのは部下が活き活きと仕事をしている事でした。。
私にとってマネジャーとしての大きなターニングポイントでした。
特別な傾聴力がなくとも相槌をしっかり打つことでメンバーの話を引き出すことはできます。
メンバーとのコミュニケーション、関係性で悩んでいる方は本日から相槌を1.5倍増しで行ってみてください。
何か特別な話をしなくとも相手の話を相槌を打って聞くだけ。
何かが変わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント